SMAP×SMAPが始まりSMAPのメンバーだった森くんが夢を叶えるために芸能界を引退する半月前の1996年5月13日。T.MRevolution（以下TMR）がデビューした。同期はPUFFY。そう、西川さんの元嫁がいるPUFFYです。*1
私は元々はプロデューサー（今はプロデュースから離れています）で全曲作曲（だよね？最近のは知らないのよ…）している浅倉大介さん（以下大ちゃん）のファンで、前年のライブイベントで西川さんの歌う姿を見ていたものも、実際にファンになったのはデビューの一ヶ月後の握手会あたりからで（なんで握手会に行ったんだろ？）、96年の夏の全国ツアーから99年の東京ドーム公演までは行ける限りライブに行っていました。
当時の大ちゃん界隈は高校生世代の男子二人組LAZY KNACKがデビューし、大ちゃん自らが組んだユニットIcemanがデビュー。前年には雛形あきこが『笑顔の予感』でCDデビューし*2、97年以降もpool bit boys、コタニキンヤ、藤井隆*3、木村由姫*4などのデビューに関わっていた。彼らのことをDAファミリーと呼んでいた。その中でも一番のめり込んでいたのがTMRだった（その次がLAZY KNACKでした）。
大ちゃんが作った曲、小さな体から出るパワフルボイス、抱腹絶倒のMC、そしてファンとの交流。この頃は今のNEWSでのヲタ活と同じくらいヲタ活を楽しんでいた。お金のない学生時代から子育てを始めた頃だったけど、なんか知らないけど結構楽しんでいた*5。『るろうに剣心』のアニメが始まることを知った時に絶対に大ちゃんが作る曲が合うと思っていたからED曲（HEART OF SWORD 〜夜明け前〜）が決まった時はとても嬉しかったし、そのあたりから音楽番組にたくさん出るようになって大ちゃんの曲が広まっていくのが嬉しかった。今も曲をネタにしてくれる人がいる（先週末のにゅすちゃんたちもw）。なんて素晴らしいことなんだろう。
でも99年にTMRの活動が一度休止し、西川さんが結婚し、我が家も次女が産まれたこともあり*6、距離が離れてしまった。西川さんが結婚したこと自体は私はよかったんですよ？でもファン同士が結婚のことで揉めているのを見ることが多くてうんざりしていたところに育児が忙しくなってフェードアウトしたってだけ。…って思っていたけど、今思えばそういう単純な理由じゃなかった。
私が好きだったTMRは大ちゃんがイチから素材を集めて調理したTMRであって西川さんがアレンジして調理したTMRじゃないんだよな。わかるかなこの気持ち。ドームから14年の時を経て久しぶりにライブに行って楽しかったけど、私の好きな音楽の世界ではなかったんだよね。
— we★eeek (@axshige) 2016年5月11日
最近の西川さんの発言を見てやっと結論づいた。私は大ちゃん純正の世界観が好きなのであって、西川さんが広げた世界が好きなのではないんだと*7。
プロデュースっていうものがなんとなくはわかっていても言葉にするレベルの理解が未だにできなくて距離を置いて以来好きな曲がないなとなんとなくは思っていたが、大ちゃんが作りたいものを作って発表していたものが、西川さんが作りたいものを大ちゃんが要望を聞いて（実際聞いてるか知らんけどw）作って西川さんが自分の味付けで発表した…のかなと。西川さんって元々はゴリゴリのビジュアル系バンド（Luis-Mary）やってた人だし、そりゃ私の好きな雰囲気のものは出来ないよね〜と納得である。気づくの遅すぎ（いや、薄々と気づいてはいたんだよ！）。
あと、最近の西川さんは…って前から言っていたけど、本音なのかそうでないのか知らないけど、初期の活動が納得いかなかった、大人に操られてたって話ばかりしててそれもうんざりしていた。敬意ってものが見られない。西川さんはとっても面白い人だし、しっかりしてるし、歌も今も素晴らしいんだ。今も大ちゃんが作った曲を歌っているんだ。でももうファンになることはないんだろうな。うーん、無理無理無理！
TMRから離れてからaccessが再始動して嵐ブームに乗っかって新生NEWSに転がって今に至るわけだが、NEWSにはいつまでもものまねされるような楽曲に巡りあってほしいし、今まで通り元メンバーに敬意をもち、長く活動を続けてほしい。
あとね、男だらけのファミリー感っていいですよね、ジャニーズとか当時のDAファミリーとか…。
（一応ジャニヲタらしく〆）
*1:自分で書いていて森くんが辞めた頃だったかーと驚いている。そして札幌に住んで20年なのかーとさらに驚いている。
*2:小室せんせーが巨乳嫌いで大ちゃんに押し付けた説があったっけ…いや、私が勝手に言ってただけ？
*3:代表作『ナンダカンダ』
*4:『LOVE&JOY』はカバーする人もいたから結構有名かと。
*5:当時の旦那には東京に行かせてくれたりして今思うと心が広すぎたなと。感謝しています。そして今、遠征を許してくれる我が子に感謝したい。
*6:一週間前に幼なじみが亡くなって出産の時は不安しかなかった。
*7:よくここで話題にしている手越担Kさんも同じような感じで距離を置いたらしくてどこまで気が合うんだよとw
