今週のお題「自分に贈りたいもの」というか既に手配してあるが
一足早いバレンタインギフトに見た者すべての心を熱くするNEWS四部作最終章、2022年2月9日発売DVD&Blu-ray『NEWS LIVE TOUR 2020 STORY』はいかがですか。
YouTubeに公開された3曲についてとその他諸々について軽く(ただし情は重く)宣伝します。
STORYツアーは2公演入って1公演配信で見てという感じなので語れるほどの記憶はあると言いたいところですが、まぁいつものことながら全然記憶ない…。
四部作とは
NEWSもファンも当たり前のように「四部作が〜」と語っているのですが、そもそもファン以外は「四部作ってなんぞや」とお思いでしょう*1。
NEVERLAND(2017年)、EPCOTIA(2018年)、WORLDISTA(2019年)、STORY(2020-21年)…と、「N・E・W・S」で始まるこれらのアルバムとそのツアーが所謂四部作というものである。
NEWSがコンセプト強め路線の歴史が始まるのは2015年のツアー『WHITE』。『WHITE』では悪の組織を倒し『QUARTETTO』では四重奏を奏で四部作に続くこととなります。
『NEVERLAND』で夢の国へ『EPCOTIA』では宇宙へ『WORLDISTA』では仮想空間へ。そして最終章『STORY』はどうなるのか…というわけですが、皆様ご存知のように2020年春にあれがああなってああいうことになりゴモゴモゴモ…となったため、これ完結するの!?NEWSの未来はどうなるの!?と不安になりましたが、紆余曲折ありつつも無事完走。
今回のツアーの内容は2020年春に公演をするはずだった内容をほぼそのままで行ったため『2020』のままの開催となっています。長かったな2020年!
近年のNEWSコンの魅力について
ペンライト:例えば嵐は座った席ごとにカラーも制御されるフリフラ、A.B.C-Zだと曲ごとにカラーを手動で変えるのが芸のようになっているし、若手Gだとメンカラペンラが絶対(Jrのペンラがキンブレみたいだし…)みたいなところもあったりし、年末にちょっと揉めていたのが記憶に新しいが、4人体制以降*2のNEWSの場合は基本は単色、あっても二色のみで、オンオフの制御をされるタイプになっている。なので初めての人はついていたはずの手元のペンライトが開演と同時に消えて焦ったりするらしい。
これを踏まえて会場全体を見ていただければと思います。
Jrの扱い:Jrはバックダンサーというよりも舞台の演者の一人のような存在。Jrだけで踊る楽曲はあるが歌唱コーナーはない。ただしSTORYではNEWSも含めて全員でチャンカパーナを歌っている(普段は全然歌っていない子たちなので歌唱力は…だったけどいい思い出になってよかったと思う…ってどこから目線や私は)。
全員が無所属であるが一つのチームのように見えてくるから不思議。だからこそNEWS担ではあるけど推しJrがいるという人が結構いたりするし、引っ張ってきたJrの退所発表に本気で惜しみ長い間ありがとうと感謝したNEWS担はかなり多い(完結前に辞めたメンバーがいたから尚更)。
観客参加型:合間の映像の部分で「ペンラを一斉につけて」「うちわで扇いで」など指示に沿う演出があったり、一緒に踊る場面もあったりジャンプしたり*3するし、NEWSをさらに輝かせる光りの一つ(上記のペンライト)にもなれたりするしと、自分たち観客もNEWSやJrと同じく演者の一人のような感じがする。だからどの席にいても楽しいのです。全席が神席!
『STORY』
STORYツアーのオープニングを飾る所謂表題曲(リード曲)。
コロナ禍突入でツアー延期*4、メンバー脱退、そして年末の配信ライブも中止、1年越しで開催になるも初日の札幌は延期でやっと迎えた本当の幕開け。
いろいろな想いを込めた彼らの声は力強く、ここまでの物語と演出の美しさが相まって何度も見たくなる美しい空間である(再生するたびに毎回感動している我)。
終盤にも『STORY』を歌う場面があるが、そちらはメドレーとなっており四部作を締めくくる名場面集のよう。OPとは違う曲のように感じるだろう。
★we的『STORY』視聴ポイント
2:22の「点と点が先になるように」のシゲアキさんが芸術的に美しい。
『「生きろ」』
年月を重ねいろいろなことを経験したからこそ説得力がある応援歌*5。
NEWSが歌う応援歌は力強く、説得力があり、そして心に寄り添い「君なら大丈夫だよ」と言ってくれているような優しさもある。
この曲は他G担にも『U R not alone』と並び人気の曲なので(勿論このツアーでも歌っています)、事あるごとに再生回数が伸びそうですね(買って…買って…)。
★we的『「生きろ」』視聴ポイント
1:42シゲアキさんのソロパート中の小山さんの手脚の長さの際立つ踊りが美しすぎる。
『エス』
不可能を可能にするNEWSの伸びしろが見られる、治安悪め楽曲。
まだ4人だった2020年3月『CDTVスペシャル卒業ソング音楽祭2020 』で披露されている曲。本来は金髪氏の特徴的なハイトーンボイスの歌唱部分が多く、ファンからはこれ歌えるの?大丈夫?と不安視されていたが、見ての通りシゲちゃんはやりきった。小山さんも安定した歌唱だし、増田さんは柔らかい歌声のパブリックイメージとは違い力強い声で攻め上げる。
『エス』の前に披露されている『夜よ踊れ』『FIGHTERS.COM』もNEWSやべぇ!伸びしろぱねぇ!かっこええ!って驚く楽曲なので本当に本当にお願いだから買って。
★we的『エス』視聴ポイント
増田さんの歌い出しの力強い声もいいけど、やはり最後の最後、2:43のシゲアキさんの台詞はこの曲の肝の部分であるのでここを強く推したい。声を出せる世の中なら確実に「キャー」となるところである。
通常版はジャニーズ初の有観客配信公演でもあるオーラス公演が収録
“夢見たこの場所”がまた見られます。
なんと言っても見どころは『NEW STORY』。何が見どころかは円盤でみてくれ!
配信ダイジェストは以下。
初回版はドキュメンタリーと(抱腹絶倒)全MCダイジェストつき
ジンくん出るかなぁ…テレビ父さん出るかなぁ…メロン熊出るかなぁ…ヒゲアキさんは当然出ます。
というわけで、頑張るあなたへのご褒美に(そして頑張ってきたNEWSへのご褒美に)一家に一枚『NEWS LIVE TOUR 2020 STORY』はいかがですか。